真宗大谷派「龍王寺」

福岡県京都郡みやこ町犀川崎山562
TEL 0930-42-0514

龍王寺本堂遠景

由緒

古文書によれば当山の歴史につき
「創立開基は極めて往古にて石坂の三六と云う地に有り」と記されており
長い歴史を刻んでいる。
「創立は不詳」とあるが、諸般の状況から平安時代の初期と思われる。

時は元禄十三年(西暦一千七百年)、
「村里に病災度々起こり、牛馬の難病も流行し人畜の死損甚だし。」
という災難がおこり村人は困窮する。
この機にあたり、人々は天台宗より
阿弥陀仏の本願を唯一のよりどころとする浄土真宗に転派することを決断。
「大多三郎義正と言える者」が得度し住僧となる。
堂宇を石坂三六の地より中園に新築移転し、今井の浄喜寺門下となる。
それ以後、退転することなく真宗の法儀相続は今日に至る。

時代は明治となり、老朽化した本堂を現在地である椋ノ木に新築移転することになる。
明治二十五年の春より着工、二十七年旧六月に上棟式、
同二十八年旧七月御遷対、二十九年旧二月廿日御遷佛と五年の歳月をかけ、
村人はもとより田川郡や遠く企救郡の御同行からも支援を受け落成する。

その後も村人全員の協力で改修工事を重ね念仏相続が行われ、
昨年も三百十五回目の御正忌報恩講が勤められた。